変 身

その朝セールスマンKの心配事は、突然生えた十何本の脚のことより
列車に乗り遅れることだった。
スタッフ
原作:フランツ・カフカ 台本+演出:山元清多
作曲+芸術監督:林 光 美術:山元清多+菊地凡平 衣裳:宮本宣子
照明:成瀬一裕 舞台監督:大谷地力 音楽監督:萩 京子
ものがたり
ある朝目を覚ますとKは虫になっていた
家族は仰天 Kは呆然
それでも暮らしはつづく
オヤジもオフクロも妹も
もうKの首っ玉にぶら下がってはいられない
Kの孤独 家族の変貌
俄然活気に満ちてくる家の中
古都プラハの石畳の路地できこえた
とびきりおかしな物語り歌
公演評
- 作品の流れに連れて行かれることの心地よさ
- 林光流の均整のとれたセンスの良い音が一貫していて、全曲を通して聴く時に強い統一感がある。それが全体を強く引き締めていて、この作品に独特のカラーを醸し出している。
作曲家の音に包まれて作品の流れに連れて行かれることの心地よさを感じた。
(公明新聞・小内將人/作曲家) - 親しみやすいが、舞台として隙がない
- 無駄のない役者の動きで、細部まで作り込まれ、音楽も旋律は親しみやすいが、芝居と緊密に結びつき、舞台として隙がない。
ここでは主人公が強い磁力を発揮してすべてを引き寄せ、観客の心を大きく揺さぶっていた。
(週刊オン★ステージ新聞・柴辻純子/音楽評論家)
アンケート
- 全編に流れる音楽が、なによりもカフカの原作を分かりやすく、しかも奥深く語っている。
- 歌と、歌われる言葉・感情に寄りそって、じっくりと耳を傾けることのできる引き締まった舞台でした。
- どこかの国の架空の物語と思っていた「変身」がまるで自分自身の話のように感じました。
- 現代人の孤独が映し出されていました。
公演データ
- 公演日程
- 2011年4月下旬~5月上旬
- 上演時間
- 2時間20分(休憩15分含む) 仕込み8時間・バラシ1.5時間
- 会場条件
- 間口9m 奥行き7.2m
- 人数
- 22人(歌役者11人+楽士4人+スタッフ7人)
- 移動方法
- 電車移動・運搬トラック4t車1台
- 公演についてはこんにゃく座までお問い合わせください
