オペラ『ロはロボットのロ』
スタッフ
台本・演出:鄭義信
作曲:萩京子
美術:乘峯雅寛
衣裳:太田雅公
照明:増田隆芳
振付:伊藤多恵
舞台監督:久寿田義晴
特殊小道具:渡辺数憲
音楽監督:萩京子
ものがたり
ぼく、名前はテト。ロボットです。
ぼくのたったひとつだけとくいなもの、
それは、パンをつくること。
ところが、
ある日、どうしたんだろう、
パンをつくる数がへってきたんだ。
こしょうをなおしてもらうために、
ぼくはひとり、イーストランドにいる
ドリトル博士をたずねて、
たびにでたんだ。
イーストランドでは、
魔女とわがままな女王、
金にめがないわるいけらいが、
町をしはいしている。
でも、ぼくはココという女の子と
友だちになったんだ。
この町で、ぼくに、どんなことが
おこるのだろう……。
作曲家より
舞台が明るくなると、四方八方から「ギイ、ガチャガチャ」と音がして、ロボットたちが現れます。ここはウエストランド。オペラ『ロはロボットのロ』の幕開きです。
パン製造ロボット、テトのたったひとつだけ得意なこと、それはパンを作ること。ところがそのパン作りがどうもうまくいかなくなってきました。テトは、自分を作ったドリトル博士に直してもらうため、イーストランドをめざして旅に出ます。
自分にとっていちばんたいせつなことはなんなのか、テトといっしょに考えてみませんか。オペラ『ロはロボットのロ』は、音楽でお話が進んでいきます。楽しい歌がたくさんあります。思わず口ずさみたくなる歌も。それから、歌が会話になっているところもあれば、合唱もあります。ロボットたちの不思議なダンスもあります。8人の出演者が30人以上の役を演じます。1台のピアノがオーケストラに負けないくらい、いろいろな音を出して、登場人物の嬉しさや悲しさや悔しさ、そして喜びを表現します。
スピーディーな場面展開、とてもコンパクトにしてダイナミック。オペラのさまざまな要素がみんな入っています。そして、とても懐かしい気持ちにさせてくれるオペラです。
「テトのパンはあ。あいうえおのあ。忘れていた青空のあ。」
オペラを見た帰り道、歌って下さい。(萩 京子)
アンケート
帰り路、夜空を見上げると思わず口をついて出てしまいそうなメロディと、枕に頭をおとした途端、目の前にひろがりそうな世界観、なんかいいなぁ。
魅力的な出演者たちに笑わされ、泣かされました。あのメロディもしばらく頭の中でなっています。
たくさん笑って最後は思わず涙ポロリ…。たくさんの子ども達と一緒にみたいです。
やさしい心が一番だと思いました。人を好きなるのはとてもすばらしいと思いました。
公演データ
公演日程
 2026年12月
上演時間
 2時間10分(休憩15分を含む) 仕込4時間・バラシ1.5時間
※1時間50分(休憩10分を含む)の短縮版もございます。
会場条件
 間口10.8m 奥行き9m 高さ5.4m ※体育館公演可能
人数
 15人(歌役者8人+ピアノ1人+スタッフ6人)
※体育館公演の場合、13人(歌役者8人+ピアノ1人+スタッフ4人)
移動方法
 電車移動・運搬トラック1台

舞台写真
動画


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