
スタッフ
原作・台本:ドリアン助川(ポプラ社刊「あん」より)
作曲:寺嶋陸也
演出:上村聡史
美術:乘峯雅寛
衣裳:半田悦子
照明:阪口美和
音楽監督:萩京子
舞台監督:大垣敏朗
作曲:寺嶋陸也
演出:上村聡史
美術:乘峯雅寛
衣裳:半田悦子
照明:阪口美和
音楽監督:萩京子
舞台監督:大垣敏朗
ものがたり
桜の季節。小さなどら焼き屋「どら春」の、雇われ店長である千太郎は、仕事にも、自分の人生にもやる気がない。そこへ、老婦人・徳江が働きたいとたずねてくる。彼女がつくる”あん”が評判となり、店は繁盛する。
ところが、徳江がハンセン病患者だという噂が流れ、次第に客足が遠のく。徳江は、自ら店を去ることにした。千太郎は、「どら春」の常連である少女ワカナとともに、徳江が暮らす施設を訪れる。
徳江は、10代半ばでハンセン病を発症し、以来74歳にいたるまで療養所の囲いの中で生きてきたという。理不尽に奪われた徳江の人生。何度も死ぬことを考えるほど過酷な人生の中で見つけた喜びは、療養所の仲間とお菓子を作り、食べてもらうことだった。
風の音や木々の語る言葉を聞き、小豆の声に耳を傾け生きてきた徳江。社会の中で生きづらさを抱える千太郎たちは、徳江との交流を通して、自分の道を歩み始める。
ところが、徳江がハンセン病患者だという噂が流れ、次第に客足が遠のく。徳江は、自ら店を去ることにした。千太郎は、「どら春」の常連である少女ワカナとともに、徳江が暮らす施設を訪れる。
徳江は、10代半ばでハンセン病を発症し、以来74歳にいたるまで療養所の囲いの中で生きてきたという。理不尽に奪われた徳江の人生。何度も死ぬことを考えるほど過酷な人生の中で見つけた喜びは、療養所の仲間とお菓子を作り、食べてもらうことだった。
風の音や木々の語る言葉を聞き、小豆の声に耳を傾け生きてきた徳江。社会の中で生きづらさを抱える千太郎たちは、徳江との交流を通して、自分の道を歩み始める。
人物相関図

アンケート

ことば、音楽、演技すべてがとても澄み渡り、高潔な舞台でした。涙⋯。心が洗われました。(先生)

“うた”のはっきりときこえることの美しさ。徳江さんがどう生きてこられたか、千太郎さんがどう生きてこられたか、心にきちんと伝わりました。どの動きもとても自然でした。知らずに何度か涙が流れておりました。(小学生)

ハンセン病のこと、少しは知っているつもりでしたが、ほとんどわかっていませんでした。今回の舞台で少しは知ることができたと思います。それがオペラという形でいい声で聴かせていただいて、より身にしみました。(高校生)

指揮者なしであのレベルの高いアンサンブルを含む演奏、シンプルで効果的な編成、重唱の作品、息のあった演奏、人権問題等考えさせられる内容、演奏に必要な人数、装置、照明等からも今後、全国で演奏して欲しい。(小学生)
公演データ
◆公演日程
2025年5月、7月
◆上演時間
1時間40分(休憩なし) 仕込み4〜5時間・バラシ1.5時間
◆会場条件
間口10.8m 奥行き9m
◆人数
18人(歌役者8人+楽士2人+スタッフ8人)〈予定〉
◆移動方法
電車移動・運搬トラック1台
2025年5月、7月
◆上演時間
1時間40分(休憩なし) 仕込み4〜5時間・バラシ1.5時間
◆会場条件
間口10.8m 奥行き9m
◆人数
18人(歌役者8人+楽士2人+スタッフ8人)〈予定〉
◆移動方法
電車移動・運搬トラック1台
舞台写真
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動画
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