オペラ『変身』
2025年9月公演オペラ『変身』 新演出
1996年に初演したオペラ『変身』。出演者は、K、父、母、妹などそれぞれの役を演じ、時にコロスとなり物語は進行する。虫になった主人公を取り巻く家族の変貌が物語の中心となっており、林光は17の各場面に“シャンソン”、“ブルース”、“マーチ”といったタイトルをつけ、場面によって音楽様式を次々に変えていく。日本全国での旅公演に加え、2009年にはヨーロッパ公演もおこなった林光の代表作のひとつであるオペラ『変身』。新たに上村聡史を演出に迎え、新演出版として上演する。
2025年9月14日(日)、15日(月祝)
新国立劇場小劇場[東京]
2025年9月20日(土)~23日(火祝)
KAAT神奈川芸術劇場大スタジオ[神奈川]
【出演】
K:北野雄一郎
妹:入江茉奈
父:髙野うるお
母:鈴木裕加
支配人:沢井栄次
女中1:豊島理恵
女中2:熊谷みさと
女中3:西田玲子
下宿人1:沖まどか
下宿人2:泉篤史
下宿人3:金村慎太郎
クラリネット:橋爪恵一
ファゴット:前田正志
ヴァイオリン:山田百子
ピアノ:寺嶋陸也
【スタッフ】
原作:フランツ・カフカ
台本:山元清多
作曲:林光
演出:上村聡史
美術:長田佳代子
衣裳:宮本宣子
照明:阪口美和
振付:山田うん
舞台監督:大垣敏朗
音楽監督:萩京子
【チケット一般発売】
2025年7月19日(土)10:00~
*ファンクラブ先行発売 7月15日(火)10:00~
オペラ『歌え!比羅夫丸』
2026年2月公演オペラ『歌え!比羅夫丸』 新作初演
台本:畑澤聖悟
作曲:信長貴富
演出:眞鍋卓嗣
ドラマターグ:工藤千夏
スコットランドに古くから伝わる民謡「Auld Lang Syne(オールド・ラング・サイン)」。日本では「蛍の光」の原曲として知られている。スコットランドで建造され、青森と北海道を結ぶ青函連絡船として日本の物流を支えた比羅夫丸と田村丸。二隻は、明治、大正、昭和と怒涛の時代を乗り越え活躍した。その“船たち”の物語を軸に、日本の近代史を描いた畑澤聖悟による戯曲「Auld Lang Syne」を元に、新たにオペラ作品として新作初演する。信長貴富によるこんにゃく座への待望の書き下ろしオペラ第二弾。