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こんにゃく座主催公演
こんにゃく座が9月におおくりするのは、若林一郎台本、林光作曲、大石哲史演出によるオペラ『浮かれのひょう六機織唄』です。1977年2月に初演し、翌1978年に高校公演も含めて全国で上演して以来、なんと45年ぶりの新演出上演となります。若林一郎×林光によるこんにゃく座への書下ろしオペラとしては、『おこんじょうるり』に続く、第2作目となります。
初演当時のこんにゃく座機関誌「おぺら小屋」には、配役を決めるオーディションの様子などが生き生きと描かれており、公演に対する意気込みが伝わってきます。初演後には多くの公演評が音楽雑誌や新聞などに掲載され、その反響は大変大きいものがありました。
村いちばんの色男〈ひょう六〉が、色仕掛けで村のピンチを救う?!という奇想天外なストーリーのオペラを、このたびは《松組》、《梅組》のダブルキャストで上演します。初演時に〈ひょう六〉役として出演していた佐山陽規さんが、今回はゲストとして〈庄屋〉役で出演します。
この作品にはこんにゃく座の座付作曲家となって間もないころの林光が民話オペラに託した〈日本オペラの夢〉が詰め込まれています。決して古びることのないその生き生きとした音楽を再発見し、皆さまにお届けしたいと、座員一同張り切って稽古に臨みます。
ご来場を心よりお待ちしております。
2023年6月
オペラシアターこんにゃく座
スタッフ
キャスト
公演詳細
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助成・提携・後援・主催
新型コロナウイルス感染症対策
台本 | 若林一郎 |
---|---|
作曲 | 林光 |
演出 | 大石哲史 |
美術 | 池田ともゆき |
衣裳 | 宮本宣子 |
照明 | 成瀬一裕 |
振付 | 山田うん |
舞台監督 | 久寿田義晴 |
演出助手 | 城田美樹 |
音楽監督 | 萩京子 |
宣伝美術 | 森英二郎(絵・題字)・小田善久(デザイン) |
スタッフプロフィール
1931年東京生まれ。放送作家、劇作家。鎌倉アカデミア演劇科卒。
「ものしり博士」(NHK)、「オバケのQ太郎」など、子ども向け番組の台本を担当する他、「ヤッターマン」「忍者ハットリくん」などのアニメ番組の主題歌の歌詞も数多く手がけている。
舞台作品に「かぐや姫」「星は歌っている」など多数。著書に「紙芝居をつくる」(共著)がある。
林光とともに学校演劇OB劇団の公演で音楽劇「アラジンと魔法のランプ」をつくった。
オペラ台本としては、『あまんじゃくとうりこ姫』(作曲:林光)、オペラ『おこんじょうるり』(原作:さねとうあきら、作曲:林光)、オペラ『ばく』(作曲:横山菁児)、オペラ『昔噺人買太郎兵衛』(作曲:間宮芳生)がある。こんにゃく座創立当初は顧問を務めた。
1931年生まれ。長年オペラシアターこんにゃく座芸術監督兼座付作曲家をつとめる。
1941年から尾高尚忠氏に作曲を学ぶ。東京芸術大学作曲科に入学。1953年同校を中退、同年、間宮芳生・外山雄三氏とともに作曲家グループ「山羊の会」を結成し、次々と作品を発表しはじめる。
1953年に『交響曲ト調』により〈芸術祭賞〉を受賞、1961年映画「裸の島」(新藤兼人監督)の音楽にたいし〈第2回モスクワ映画祭作曲賞〉を、1995年「ヴィオラ協奏曲《悲歌》」により〈第44回尾高賞〉を、1998年にはオペラの作曲活動全般に対し〈第30回サントリー音楽賞〉を受賞。
こんにゃく座が初演した主なオペラ作品は、『セロ弾きのゴーシュ』(86)、『吾輩は猫である』(98)、『三人姉妹』(01)、『イヌの仇討あるいは吉良の決断』(02)、『ねこのくにのおきゃくさま』(11)など多数。『第三交響曲〈八月の正午に太陽は…〉』(90)をはじめ多くの室内楽、ピアノ曲などの器楽曲群がある。
そして「ソング」と呼ばれる個性的な歌の数々と合唱曲などの声楽曲は、親しみやすさとわかりやすさ、さらに的確なテキストの「読み」に裏付けされた魅力があり、声楽家・評論家ばかりでなく、子どもたちの心にもしっかりと届くものが多い。60年に及ぶ活動の集大成として、2008年7月小学館より『林光の音楽』(CD20枚+書籍1巻)が発売された。2012年1月5日没。
1955年京都市生まれ。京都市立芸術大学音楽学部声楽科卒業。関西二期会などを経て、1981年こんにゃく座に歌役者として入座。
入座後、こんにゃく座のほとんどの作品に出演している。主な出演作に、『フィガロの結婚』の〈フィガロ〉〈伯爵〉、『セロ弾きのゴーシュ』の〈ゴーシュ〉〈野ねずみのおっ母さん〉、『森は生きている』の〈博士〉、など多数。また、演出家としても『そしてみんなうそをついた』(2008)、『想稿・銀河鉄道の夜』(2010・2017)、『森は生きている』(2012)、オペラ『末摘花』(2020)などを手がける。
ワークショップ、歌唱指導者としても各方面で活動。富士見市民文化会館キラリ☆ふじみとの共同プロジェクトでは、市民公募による市民参加型の歌劇団である「キラリ☆かげき団」の中心的な指導を担っており、こんにゃく座外でも、東京、名古屋、大阪、熊本、仙台などで定期的な「うたのワークショップ」を独自の体験と経験を生かしつつ展開、日本語で歌うことの楽しさをひろげている。
松組 |
梅組 | |
ひょう六 | ||
お糸 | ||
お縫 | ||
お母ぁ | ||
かすけ | ||
庄屋 | ||
佐山陽規 |
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お糸の父 | ||
村の娘たち | ||
下男たち | ||
佐山陽規 | ||
ピアノ | ||
服部真理子 |
入川舜 |
日時
2023年9月7日(木)~10日(日)
13:00 | 14:00 | 18:00 | 19:00 | |
9月7日(木) |
松組 | |||
9月8日(金) |
梅組 | 松組 | ||
9月9日(土) |
松組◇★ | 梅組 | ||
9月10日(日) |
梅組◇★ |
◇=託児サービスあり(定員あり・要予約)
9日(土)13時の回、10日(日)13時の回
お申し込み・お問い合わせ:イベント託児・マザーズ TEL 0120-788-222
★=視覚障害の方向け事前解説あり(定員あり・要予約)
9日(土)13時の回、10日(日)13時の回
お申し込み・お問い合わせ:オペラシアターこんにゃく座 TEL 044-930-1720
会場
俳優座劇場
(オフィシャルサイトはこちら)
東京都港区六本木4-9-2
TEL 03-3470-2880
都営地下鉄大江戸線六本木駅6番出口を出てすぐ
東京メトロ日比谷線六本木駅4a番出口より徒歩3分
チケット料金
*全席指定/当日は1席500円増
一般 6,000円
一般ペア 11,000円
学生・こども 2,000円 *当日要学生証
トクマルシート 4,000円 *平日のみ/場所枚数限定/こんにゃく座のみの取扱
U25 3,500円 *鑑賞時25歳以下/平日のみ/当日要身分証明書
*車イスの方、補助犬同伴の方はお電話にてこんにゃく座までお申し込みください。
*介助者1名無料。
『浮かれのひょう六機織唄』俳優座劇場客席図
◆チケット発売日
チケット発売日 2023年7月8日(土)10:00より
*こんにゃく座ファンクラブ「こんにゃくらぶ」先行発売7月4日(火)10:00より
●オペラシアターこんにゃく座
①インターネットでのお申し込みをご希望の場合
24時間受付可能です。
クレジットカード決済、コンビニエンスストア決済を選んでいただけます。
そのままコンビニエンスストアで発券ができます。
*コンビニエンスストアは、セブンイレブンかファミリーマートから選べます。
【決済方法】
クレジットカード決済 決済手数料無料
コンビニエンスストア決済 決済手数料(1申込当たり220円)
【チケットお受け取り方法】
コンビニエンスストアで発券 コンビニ発券手数料(1枚あたり110円)
※上記とは別にシステム利用料が1枚あたり110円必要となります。
②お電話でのお申し込みをご希望の場合
こんにゃく座TEL 044-930-1720(原則平日の10:00~18:00)までお電話でお申し込みください。
【ご入金・チケットお受け取り方法】
郵便振替にてご入金頂きます。
チケット代金のほかに振替手数料がお客様のご負担となります。
(手数料参考:5万円以下で窓口だと200円、ATMだと150円)
お申し込み後、下記口座へ先にご入金をしていただき、ご入金が確認できしだい、こんにゃく座よりチケットを郵送でお送りいたします。
郵便振替番号 00120-6-137582
加入者名 オペラシアターこんにゃく座
●その他
- チケットぴあ
- イープラス
- ローソン
- カンフェティ
助成
文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術等総合支援事業(創造団体支援))
独立行政法人日本芸術文化振興会
主催・制作
オペラシアターこんにゃく座
神奈川県川崎市多摩区宿河原7-14-1
TEL.044-930-1720
https://www.konnyakuza.com/
・発熱、また体調がすぐれない場合はご来場をお控えください。
・施設内でのマスク着用は個人の判断となりますが、状況に応じて着用をお願いする場合がございます。
・施設内での咳エチケットや手洗いについて励行を推奨します。
・発熱をはじめとする体調不良によってご来場できない場合は、チケットの払い戻し対応をさせていただきますので、原則、開演前までにオペラシアターこんにゃく座までご連絡ください。