公演レパートリー

まげもん

まげもん

「ある日、あるとき、ある所。
くわしいことはよう知らしません。
晴れた日に雨が降るのは狐の嫁入り、
晴れた夜に雨が降るのは狸の婿入り。
いや、ほんまでっせ。
その婚礼の夜にですな、
一匹の狸が逃げ出したんですわ。
なんでも、人になりたいとか………」
旅の一座が語る、
人に化けた狸のチャンバラ活劇オペラ。
斬った張ったの、上よ下よの大騒動。
渡世の波を無事、泳ぎきれるのか。
それとも狸が人にだまされるのか。
嘘か真か、真か嘘か。
狸の話に狐につままれるのか。
それは見てのお楽しみ。

スタッフ

台本・演出:鄭義信 作曲:萩京子 美術:加藤ちか 衣裳:出川淳子 照明:増田隆芳
振付:吉野記代子 殺陣:國井正廣 特殊小道具:渡辺数憲 舞台監督:久寿田義晴

演出家より

心ときめかせる見世物  鄭義信(脚本家・演出家)

祭りになると決まって神社のそばに見世物が立った。おばさんがちらっと幕をあげて見せると、幕の向こうには蛇女がいるらしい…。
僕の心臓は途端に飛び跳ね、目を凝らして見るが、長い髪の女の後ろ姿しか見えない。近寄ろうとすると、おばさんはさっと幕を下ろすのだった。
オペラと見世物小屋に共通項があるとしたら、それはいかがわしく、心ときめくものであることだろう…。

作曲家より

[MAGAIMON]オペラ・走れ! 萩京子(作曲家)

自らを「まがいもん」と称して、笑いのめすオペラ、これはかなり過激な挑戦だと思っています。ほんとうに人をくったお話です。が、どうぞそのことでは怒らないで下さい。味付けにたくさんのスパイスを盛り込んだごった煮のように見えるとしても、このオペラの原材料は「愛」だけなのですから。

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公演評

とにかく楽しい舞台
猥雑でエネルギッシュなエンターテイメントの本質で魅せる。 言葉の聞こえてくる発声と鍛えられた動きは、 それが「まがいもの」などではない、 真のパフォーマンスに属するものであることを証明していた。
(東京新聞)
はじける個性
掛け合いの面白さなどはこんにゃく座の舞台として昇華され、座員それぞれの俳優としての個性が、はじけんばかりに鬼気としてあらわれた。
(週刊オン★ステージ新聞)

アンケート

  • こんにゃく座を観たことのない人、「オペラはちょっとネ…」とひいてしまうような人に、「スポーツ観戦するつもりで観てよ、絶対面白いって!」なんて誘ってしまえるような作品だと思いました。(30代 保育士)
  • 笑いながら泣きました。 とても気持ちがよかった。 なんて下品なんだろうと思いながらその訴えてくるところの深さに思い至り「やられた!」と手を打つ思いをしてとっても忙しかった…下品も悪くないな・・・と教えてくれた(40代 公務員)

公演データ

公演日程
2010年10月~11月
上演時間
2時間20分(休憩15分を含む) 仕込5時間 バラシ1.5時間
会場条件
間口10.8m 奥行き9m 高さ5.4m
※体育館公演可能。その際公演条件が変わります。詳細はお問い合わせ下さい。
人数
19人(歌役者9人+ピアニスト1人+スタッフ9人)
移動方法
電車移動・運搬トラック4t車2台

公演についてはこんにゃく座までお問い合わせください

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