オペラ『タング―まほうをかけられた舌―』+うたのステージ
スタッフ
原作:安房直子
台本:朝比奈尚行
作曲:萩京子
演出:大石哲史
ものがたり
お父さんのカレーレストランを継ぐことになった少年は、実はとんでもない味音痴!
困った少年の前に、味の妖精「タング」が現れ、魔法をかけると・・・
少年の舌はスペシャルな舌に大変化!
次々に美味しいカレーを作り出し、お店は大繁盛。

ところがお客がだんだん来なくなり・・・
さあレストランはどうなってしまうのか?
その時妖精「タング」は?
作曲家より
舌は味を感じるところです。物を食べるときにも水分を飲むときにも舌は働いているのに、普段私たちは舌の存在を意識していませんね。
安房直子さんの原作では小人として登場する魔法使いに、このオペラでは「タング」という名前をつけました。
人間の五感のひとつである味覚は、生きて行くうえでとても大切な感覚です。
このオペラでは魔法のおかげとはいえ、主人公の少年が味を発見することがきっかけとなって、いろいろな感情がふくらんで行くことを描いています。
亡くなったお父さんへの思い、自分とはなにか、知ることのよろこびや、考えることの楽しさを、主人公の少年は発見します。
調理は五感のすべてを総動員して営む総合芸術と言ってもおかしくありません。
しかもこのオペラはカレーレストランが舞台です。
カレーという小宇宙に、さまざまな感覚と感情を盛り込んだオペラ「タング」。
見たあとは、日常の風景が少し違って見えて来るかもしれません。(萩 京子)
アンケート
すばらしい歌声で始まり、心が開放されていきました。1度経験したことは覚えている。体と心が覚えている。それをまた実現させていく力が、ひとりひとりにあるのだと思いました。
いっしょうけんめいになったシェフ(少年)に感動しました。わたしもできないことがあっても、「あきらめない」と心にきめました!!
狂言回しのお二人がとても愉快で、ストーリーのおかしさに拍車をかけていたなあと思います。
役をえんじながら歌っていてとても楽しく、物語も服装もおもしろくて出し物(小道具)をうまくつかって、とてもユニークでした。
公演データ
公演日程
 2025年10月~11月、2026年10月~11月
上演時間
 1時間30分(休憩10分を含む) 仕込み4時間・バラシ1時間
 ※オペラのみ版(50分休憩なし)も上演可能です。
会場条件
 間口10.8m 奥行き7.2m ※体育館公演可能
人数
 7人(歌役者4人+ピアニスト1人+スタッフ2人)
移動方法
 電車移動・運搬トラック1台

舞台写真
動画


資料ダウンロード(PDF)
Copyrights 2025 konnyakuza All rights reserved.

▲トップページへ

  •           

閉じる