公演情報

オペラ『スマイル─いつの日か、ひまわりのように』

こんにゃく座主催公演

ごあいさつ

オペラ『スマイル─いつの日か、ひまわりのように』

鄭義信台本、萩京子作曲によるこのオペラは、1997年に名古屋のオペラグループうた座が初演しました。このふたりによるオペラは、これまでに『ロはロボットのロ』(1999)、『まげもん-MAGAIMON』(2002)、『ネズミの涙』(2009)をこんにゃく座で初演しましたが、ふたりが手がけるオペラの原点とも言うべき作品が本作、こんにゃく座に初登場です。

鄭義信が戦争を題材とする先駆けともなった作品であり、鄭作品の醍醐味でもある喜劇性と悲劇性が凝縮されています。その鄭の言葉を得、ピアノとサクソフォンをつかった萩京子の音楽もまた、軽やかさと叙情性を存分に発揮し、そして戦争がもたらす哀しみと重さを描き出します。

演出は、『ガリバー』(2006)、『おぐりとてるて』─説経節「小栗判官照手姫」より─(2014)などでこんにゃく座でもお馴染みの、立山ひろみ。しなやかな感性と鋭い批評性で、またもこんにゃく座に新しい風を吹かせてくれることでしょう。

笑いと涙が共存し、心に迫るこの物語は、いま、このような時代だからこそ観てもらいたい作品です。
どうぞみなさまお誘い合わせのうえご来場くださいますよう、ご案内申し上げます。 座員一同、劇場にてお待ちしております。

オペラシアターこんにゃく座

ものがたり

自分のことをいつか月に還るウサギだと思っている男ことばのぼたんは戦争に行った父の帰りを待ちながら、病気の母サヨコとふたりで暮らしている。けんとはアメリカ人の父と日本人の母を持つ金髪の少年。いじめられるから学校にも行かれない。ぼたんとけんとは、いつもふたりきりで日が暮れるまで浜辺で遊んでいた。しかし、戦争の影がぼたんたちの暮らしをさらに覆い、けんとは祖父の言いつけで家から出してもらえない。動物園のゾウはいなくなり、ともだちも次々と疎開先へ。取り残されたふたりは、それぞれ月を見上げ、心を通わす。
「スマイル。幸福になる呪文……」

一方、漫才トリオ“サマーフラワーズ”は、今日も、街から街へ、村から村へと笑いを運ぶ!

スタッフ

台本 鄭義信
作曲 萩京子
演出 立山ひろみ
美術 土岐研一
衣裳 武田園子
照明 齋藤茂男
舞台監督 八木清市
音楽監督 萩京子
宣伝美術 山口洋佑(画・題字)片山中藏(デザイン)
スタッフプロフィール

【台本/鄭義信(ちょんうぃしん)】

鄭義信(ちょんうぃしん)

1957年、兵庫県姫路市出身。劇団「黒テント」を経て、1987年に劇団「新宿梁山泊」の旗揚げに参加。座付作家として1990年の「千年の孤独」では、第17回テアトロ賞を受賞。1993年「ザ・寺山」で第38回岸田國士戯曲賞を受賞。
1993年映画「月はどっちに出ている」(崔洋一監督)の脚本で、毎日映画コンクール脚本賞他、1998年には「愛を乞うひと」(平山秀幸監督)で日本アカデミー賞最優秀脚本賞他、第一回菊島隆三賞、アジア太平洋映画祭最優秀脚本賞などの賞を受賞した。
さらに「真夏のクリスマス」(2000/TBS)、平成13年度芸術祭賞大賞を受賞した「僕はあした十八になる」(2001/NHK)などをはじめとしたテレビ・ラジオのシナリオでも活躍。現在も、文学座などに戯曲を提供する傍ら、ユニット〈海のサーカス〉にて作・演出をつとめる。2008年に手がけた新国立劇場制作による「焼肉ドラゴン」で、読売演劇大賞最優秀作品賞など数々の演劇賞を総なめにし、2016年には、“時代を記録する三つの名舞台―鄭義信三部作―”と題し、「焼肉ドラゴン」を含む新国立劇場制作による三部作が連続上演された。

【作曲/萩京子(はぎきょうこ)】

萩京子(はぎきょうこ)

1978年、東京芸術大学音楽学部作曲科卒業。卒業後、1978年よりピアニストとしてこんにゃく座の公演に参加。1979年より座員となり、林光とともに座付作曲家として、またピアニスト、音楽監督助手として、座の活動を支える。1997年に音楽監督に、2004年に代表となる。
これまでのオペラ作品に、『シグナルとシグナレス』(宮澤賢治・1985)、『金色夜叉』(尾崎紅葉・1995)、『ガリバー』(スウィフト・1997)、『にごりえ』(樋口一葉・2000)や、オリジナル台本による『ロはロボットのロ』(鄭義信・1999)、『ネズミの涙』(鄭義信・2009)、『想稿・銀河鉄道の夜』(北村想・2010)など多数。また、こどもたちへ向けた『あおくんときいろちゃん』(レオ・レオーニ・1982)、『ピノッキオ』(カルロ・コッローディ原作・山元清多台本・2007)、『銀のロバ』(ソーニャ・ハートネット原作・いずみ凜台本・2013)も。ほかにシェイクスピア原作・林光との共同作曲による『十二夜』(1989)などがある。
オペラ以外の作品には、合唱曲『飛行機よ』(詩:寺山修司)、『朝のパン』(詩:石垣りん)、『きもちのふかみに』(詩:谷川俊太郎)、『はっぱと りんかく』(詩:まど・みちお)、また『ピアノのための12の前奏曲』、宮澤賢治の作品にもとづく『よだかの星』、『風がおもてで呼んでゐる』などがある。古今東西の詩人の詩によるソング多数。こんにゃく座以外の劇団への劇音楽も多く、俳優座プロデュース『夜の来訪者』、前進座『かんがえるカエルくん』、などがある。
吉川和夫・寺嶋陸也と共に作曲家グループ「緋国民楽派」を結成し、作品発表を行なっている。2000年秋には、文化庁在外研修員として、パリで研修を行なった。

【演出/立山ひろみ(たてやまひろみ)】

立山ひろみ(たてやまひろみ)

1979年、宮崎県佐土原町生まれ。劇作家・演出家/ニグリノーダ主宰。
大学卒業後、2004年劇団「黒テント」に入団。佐藤信、山元清多、斎藤晴彦らの演出助手を務める。2005 年黒テント『帝国の建設者』(作 ボリス・ヴィアン/翻訳利光哲夫)で演出家デビュー。2008 年、黒テントを退団し、パフォーマンス演劇ユニット「ニグリノーダ」を発足。2009 年、初の書き下ろし作品として、ニグリノーダ『楽園』作・演出。2013年東京、宮崎の2会場で同『オイコス・ノモス』作・演出。その他、オペラシアターこんにゃく座公演オペラ『ガリバー』(作曲:萩京子・2006)演出、オペラ『おぐりとてるて』─説経節「小栗判官照手姫」より─(作曲:萩京子・2014)台本・演出、劇団うりんこ『アリス』(原作 ルイス・キャロル)脚本・演出などを手がける。2015 年10 月(公財)宮崎県立芸術劇場演劇ディレクターに就任。

キャスト

【出演】

キャスト写真

井村タカオ

ケント

キャスト写真

鈴木裕加

ボタン

キャスト写真

泉篤史

けんと

キャスト写真

飯野薫

ぼたん

キャスト写真

岡原真弓

ユリ

キャスト写真

金村慎太郎

ドクダミ

キャスト写真

相原智枝

サヨコ

キャスト写真

彦坂仁美

ほくろ(14夜、15夜、16昼)、生徒ほか

キャスト写真

熊谷みさと

ほくろ(15昼、16夜、17昼)、生徒ほか

キャスト写真

武田茂

山本先生ほか

キャスト写真

齊藤路都

生徒ほか

キャスト写真

冬木理紗

生徒ほか

キャスト写真

大久保哲

生徒ほか

キャスト写真

林田和之

サクソフォン

キャスト写真

榊原紀保子

ピアノ

このページの先頭へ

公演詳細

日時

2017年9月14日(木)~17日(日)

14(木)

15(金)

16(土)

17(日)

 

14:00

14:00

14:00

19:00

19:00

19:00

 

*開場は開演の30分前

  • 9月16日(土)14時公演と19時公演の間に、劇場でこんにゃく座ファンクラブ「こんにゃクラブ」の集いを開催します。ファンクラブの詳細はホームページをご覧ください。
  • 9月17日(日)14時公演で託児サービスをご利用いただけます。 お申し込み・お問い合せ イベント託児・マザーズ TEL0120-788-222(定員あり・要予約)
会場

俳優座劇場
TEL.03-3470-2880
都営地下鉄大江戸線六本木駅6番出口を出てすぐ 東京メトロ日比谷線六本木駅4a番出口より徒歩3分

チケット料金

*全席指定 *当日は一人500円増し。

一般 6,000円
一般ペア 11,000円
こども・学生 2,000円 *学生は当日要学生証。
おとなこどもペア 7,500円 *こどもは小学6年生まで。
トクマルシート 4,000円 *平日のみ。場所、枚数限定。こんにゃく座のみの取扱。
U25 3,500円 *平日のみ。当日要身分証明書。



座席

チケット取扱

◆オペラシアターこんにゃく座 TEL.044-930-1720
(平日10時~18時)
チケットお申し込みはこちら

チケットぴあ(Pコード459-124)

イープラス

ローソンチケット TEL.0570-084-003(Lコード32137)

カンフェティ TEL.0120-240-540

車いすスペース

車いすでのお越しをご希望のお客様はこんにゃく座までお電話でお問い合せ下さい。

助成・主催・制作

助成 文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術創造活動活性化事業)

主催・制作 オペラシアターこんにゃく座
神奈川県川崎市多摩区宿河原7-14-1 TEL.044-930-1720 http://www.konnyakuza.com

チケットお申し込み

チケット発売日

7月15日(土)10時より
*こんにゃく座ファンクラブ「こんにゃクラブ」先行発売:7/11(火)10時より

チケット申し込みはこちらへ